My Life with Elektrik Music !!!! >>> UNTITLED SAMPLE...web

2006.4/29  

- M3ポスター -

 『M3』 M3に参加されたみなさん、そしてスタッフのみなさん、本当にどうもお疲れ様でした。M3とは簡単に説明すると、自主制作で音楽や映像を作っている人達が集まり、その作品を発表販売するイベントです。僕がこのM3を買う側として初体験した時は、もうだいぶ前の話になるんだけど、作品を発表している人はまだカセットテープやMDなんかで作品を出していました。その頃CDRはまだまだ普及し始めで、自宅でCDが作れるんだと言う説明を受け興奮した事を覚えています。

 ここ最近のM3は、まさかこんなにもというくらいの来場者があります。それだけこのイベントが定着してきたというのと、こういった音楽や映像を専門に扱ったイベントが他に無いって言う事が大きな理由でもあるように思えます。ただそうなるにつれて、このイベントを運営されているスタッフの皆さんの負担と言うのも明らかに最近大きく感じられるようになっていたのも事実で、イベントの規模が大きくなればなる程その苦労が大きなものにもかかわらず、イベントに従事されている姿を拝見するのには毎回頭が下がります。

 さて、そんな大きくなるM3においては、もちろん出品側の参加者さんも様々なバリエ−ションとなってくるわけなんですが、今回の第17回M3でちょっと軽い衝撃だったグループを紹介します。ひとつは、後述しますが、今回僕達と一緒にCDを作る事を快く受けて下さった Materia-Rhythm さん。そしてもう一つは、ボーカルとエレクトロニクスで退廃という世界観を見事に、そして圧倒的に表現されていた cliche さんです。clicheさんの紡ぎ奏でる音の世界は、決して明るく楽しいものではありませんが、そのサウンドに込められている力、その内容、世界観は、会場の中では群を抜いていました。そしてなによりセンスが良い!良すぎでした。

 今回我々空色絵本としては、これまでM3で発表してきたコンピレーションCDをもっと発展させた、スプリット盤を持って行きました。過去コンピレーションCDの発表目的は、同じ空気感を共有できるサウンドを奏でているユニットさん達の音源を1枚にまとめて、カタログ的に発表するだけのものでした。ユニット同士の曲をリミックスしたりもしましたが、ほぼ一方的な解釈の中だけに留まったものだったのも事実です。今回のスプリット盤では、一対一、2ユニットでCDを1枚作るということに大きな意味を置いています。まずお互いに新曲を一曲ずつ書き下ろします。ここで重要なのは、この新曲がそのユニットのカラーを出していて、且つ、そのユニットの作曲に対する最新の考え方をはらんでいることです。一曲づつの新曲を出し合ったところで、今度はそれぞれが作った曲の「素材(トラック)」を、1つ1つ別々にして交換し合います。そして、それら受け取った中で気に入ったトラックを聴き込み、分解、編集し、自分のサウンドの一部となるように、新しく作る曲の一つの「素材(音のパーツなど)」として取り入れます。こうやって、最初に出し合った新曲と、相手の音を取り込んだ曲の2曲をお互いに作るのです。スプリット盤に収録されている4曲はこうやって作られています。

 ただのリミックスだけに留めたくないので...。という考え方であります。が、ただのリミックスじゃん、と言われるのかもしれません。その辺はどうとでも言って下さいな。まず「相手ユニットのカラーが良く出ている事」という部分で、明らかにその相手ユニットのカラ−が出ているサウンドを、今度はいかに再解釈し、相手の色をうまく自分達のサウンドに取り込めるかという作業が、難しく、有意義であるかと言う事です。人の曲のカラ−が良く出ている、パッと聴いて判るその人のサウンドを、耳につくところで前面に出した新しい曲を作るのは、ちょっと慣れてしまえば難しい事ではないと思います。これは良くあるリミックスのやり方だと思います。でも、相手の音しかしないようなサウンドの濃い部分を、自分達の曲の展開の中で「敢えてそうしている」という風に聴かせるように取り込みアレンジする事は非常に難しく、共有している音楽の感覚と、自分達のサウンドとはどういう所にあるのかという感覚
を研ぎすまさなくてはできない作業です。もっと言えば、前面に出しつつも曲全体に隠し込めるかどうか、溶け込ませられるかどうかという作業になります。

 もうひとつの 「最新の作曲の考え方」というのは、単に新鮮さと、音楽的に前に進む様、サウンドを組み立てる事にある程度のポジティブな姿勢がないとこの企画をやる意味がないんだ、というだけの事です。幸い僕はこの事を特に口にする事もなく、内に秘めたまま1枚の作品を作れた事に、その参加してくれた人全員の音楽に対する前向きな姿勢に、言い様のない満足感を感じられた事がなにより嬉しかったです。


- M3会場風景 -

 そんなスプリット盤の記念すべきお相手となったのは、長く、ほんとに長く、そしてしっかりと自分のサウンドの「芯」を持たれて作曲活動をされているMateria-Rhythmさんです。Materia-Rhythmさんのサウンドはノンビート、つまり明確なリズム表現は無く、音に次ぐ音が出てきては去り、鳴っては消え、時間の中を音が漂い、音に漂っている中に時間が流れているという様な空間をも支配する音の世界です。その音の質感は様々なものがあるのですが、一本ピシッと何か影を帯びたような儚い世界観があるのもまた特徴的です。面白いのは、曲の聴き始めと終わり頃では明らかに時間軸(時間の感覚)が変わっている(変えられている?)というところです。これは徐々に音が折り重なったり発音数をコントロールしていかれているその手法の賜物だと思うんだけど、とにかく彼の世界に引き込まれてしまう素晴らしい音の空間を作られています。

 Materia-Rhythmさんのサウンドがそれだけ大きな存在なので、上述した方法で作業するにはやりがいがある事間違い無し!と言いたいところだったのですが、最初はなかなかそういう訳にもいきませんでした。まず最初に直面したのは、Materia-Rhythmさんの新しい曲を作っている様な作業になってしまっていっていた事です。もらったデータから気に入ったサウンドを編集し並べ変えてみたりするのですが、何日も何日もしっくりとくる所に出会えない日々が続きました。今思えば、浮遊感があり不安定なサウンドからループを摘出する時の感覚で大切なのは、潜在的にそのサウンドが背景にもなり得るもの(部分)で、且つ、繰り返している間のサウンドのキーがその後の世界を自然と想起させ得るものであるという事と、鳴って無い自分のビートが脳内でそのループしているサウンドとグルーヴできているポイントであるかどうかという事だったんだと思います。ほんとに良い勉強というか体験ができました。ループがドンッと決まれば、空色絵本の作業としては大体半分は終わったようなものです。佐藤氏と二人でこのループを聴きながら音と方向性を決めていきます。その先はいつもの作業で、自然とMateria-Rhythmさんのサウンドから取り入れたループが空色絵本のサウンドの一部として扱われていき、その後の作業を進めます。

 そして今回忘れてはならないもう一つの重要な立て役者として、ジャケットの絵を制作してくれた ぷるにぃ さんがいらっしゃいます。最初、僕の頭の中のイメージを、ある程度、そして結構適当な表現で伝えて、あとはお任せというカンジで作って頂いながら曲に専念していました。今思うと僕はなんて失礼なヤツなんだというカンジですが、ぷるにぃさんの腕を信用していた部分が大きかったからです。空色絵本で曲を作っていっている中で、今回一つのキーワードで「グランジ」というものが出てきて、軽く佐藤氏と盛り上がっていたりしたんだけど、これはあくまで僕らの中だけで、しかもそれは音楽表現、それもジャンルとしてもはや位置付けられているスタイルとしてのモノという意識だけだと思っていました。そんな中ぷるにぃさんのジャケ絵のサンプルを見せてもらった時にビタッと来たのは、「グランジ(grunge)」という単語が本来意味するところの「汚れた」というようなイメージにピッタリとハマるモノを提示してくれた事です。サウンドの側面から具体的に視覚サイドへの打ち合わせは何もしてないにもかかわらず、これだけドンピシャなビジュアルを提示してくれた事にちょっと鳥肌モノでした。さらに面白かったのは、Materia-Rhythmさんのブログの中で、その曲の制作を語られている中「2006/4/15」の文面でも、「グランジ」という言葉が何の打ち合わせもなく出てきている所に驚きを隠せませんでした。ほんとにびっくりです。ぷるにぃさんの具体的なジャケット制作手段のお話もしっかりと僕は聴かせてもらったんですが、これはCDを買って下さった皆さんのこのジャケット絵の見える角度が変わってしまう恐れがあるので、また今度という事にしたいと思います(笑)。


2006.3/31  

 うわー、知らんかった。ホットケーキにはベーキングパウダー入れんと膨らまんのやね。膨らんだホットケーキは美味しかった。




『Secret Someones』
Laura Veirs
[nonesuch]
(7" single) 2
tracks

 USはシアトルのシンガーソングライター Laura Veirs のアルバム『Year of Meteors』からのシングルカット盤。女性シンガーソングライターならではの柔らかく暖かい世界のポップスです。しかしこの曲は聴いた瞬間ガツンとやられました。柔らかく演奏されるエレピやギターのサウンドと、カットインされてくる歪んだギターやグロッケンでつづりながら、優しく切なく疾走していくドラムに乗せて展開していく世界観がものすごい泣けるんです。曲の後ろの方で鳴っているギターも、生演奏でキョワァァァー〜ーンってやってるんだけど、やってる感覚とかってなんかエレクロトニカなカンジで嫌味が無いので気持ち良いです。それから丁寧にミックスして、ふんわりな質感に作ってあるのもスゴイ良いサウンドになってるんだよなー。あー、そうか、こういうのってお菓子作りに似てるのかもね。


2006.3/21  

- 110フィルム () -
- 携帯電話カメラ () -

 『アナログとデジタルを選ぶという考え方』 もしかしたら、この先さらに進化したデジタル環境を目の前に出されても、この二つを選択するのに困り続けていくんだと思います。僕は別にアナログの熱狂的信者でもないし、頑固なデジタル嫌いでもないんです。求めてる事は、できる限りあらゆる表現の手段として「アナログ」と「デジタル」の両方を民間レベルで生かしておいて欲しいということなんです。ただ少しづつ数が減っていく良いアナログを見ていると少し辛い気持ちはしています。

 写真は今月に入って咲き乱れていた近所の梅の花です。左は110フィルムを使うカメラで撮った写真で、右は携帯電話DoCoMo SH506iC付属のデジタルカメラで撮った写真です。どちらが良いとかじゃなく、同じ被写体を撮っても、使う道具によってこれだけ見え方が変わってくるだという事を見て欲しいんです。そしてそれがどれだけ「面白い」と感じれるかという事が大切なんじゃないかと思うんです。

 自分で物の見え方を限定し完結してしまうのは、とてももったいない事です。トイレットペーパーの芯は見る角度によって長方形にもリング状にも見えるっていう事を小さい頃体験したと思うんですが、その角度を変えてみようとする行為自体が重要なんですよね。与えられたものだけで生かされてる場合じゃないですよ。




『born/come to light』
d rradio
[distraction]
(7" single) 2
tracks

 アナログレコードの、とくに45回転盤の良いところの一つに、33回転で聴いた時にまた別のスローテンポの世界を体験する事ができるというのがあると思います。個人的に45回転でカッティングされているレコ−ドに関しては、必ず33回転での再生を試してみるんですが、この7インチに収録されている「come to light」の33回転再生では、あまりの切なげな世界への変ぼうに失神しそうになってしまいました。UKのレーベル distraction から d rradio による一枚。一度カットされたサウンドが軽快な4つ打ちと共にループとして再構築されたエレクトロニカなサウンドがとても気持ち良い作品です。サイン波、アコースティック・ギター、ストリングス、TR-909。


2006.3/5  

- 多摩川サイクリングロード ネコ (click↑) -

 『ひたすらに走ります』 そゆことしてるときもあります。多摩川サイクリングロードの存在はホントに大きいです、個人的に。なんかもうがむしゃらに走ったりたくなると行ってます。日曜日なんかには本気のロードレースモデル・タイプの自転車で走ってる人が集団で走ってたりするので、勝手に一番後ろからこっそりついていけるかやってみるんだけど、あの人達っていったい何キロぐらいのペースのスピードで走ってるのかね、ある程度以上はついていけません。無理です。自転車のグレードの差ってのもあるけど、根本的に僕には何かが欠けているような気がします。基礎体力かな...。とりあえず無理しない距離で、多摩水道橋〜関戸橋の間の往復約20kmが最近の定番コースです。

 あちこち自転車で行ったりするのは、走る目的と同時に写真を撮って回りたいっていうのがあるからなんです。何か良い被写体はないものかと思いながら走ってます。


- 休憩所? () -
- 関戸橋付近 () -

  小田急線の登戸駅付近、多摩水道橋のスグ近くのある場所に、この多摩川サイクリングロード上の休憩所みたいのがあります(写真左)。日曜日ともなると沢山の人が集まり、自転車で走って来た人もたくさん休憩するのに使ったりする処なんだけど、ここの雰囲気がとてもカオティックで良いのです!写真を見てもらえるとわかるんだけど、近所の親子連れが歩いてる右側の怪しげな建造物の中は、実は呑み屋として機能しているみたいです。お酒とイカを焼いた良い臭いが漂ってました。実に不思議な場所なんです。そしてココにはネコがいっぱい居ます。もうホントたくさん居ります。エサもいっぱい貰えてるのか、ケンカしてボロボロになったりせずに、しっかりした毛並みのまま悠々と暮らしてるみたいです。なんか羨ましいです。




『rio besenreiser p a a』
PatrickSpecke & DazeMaxim
[Kahlwild]
(12" single) 2
tracks

 ドイツのレーベル Kahlwild からリリースされた一枚。Daze MaximPatrick Specke とのコラボレーションということらしいんだけど、よく詳しい事はわかりません。でもこの一枚に収録されている2トラックはどちらもとても硬派でタイト、そしてディープです!コオシャレなクリック・ハウス50〜60枚に対して1枚くらいの割り合いで見つける事ができ、そして存在しくれている、僕にとっては貴重なサウンドです。


『Strangers Ep』
Vivianne Project
[Underline]
(12" single) 4
tracks

 この一枚もディープでタイトなクリック・ミニマルなサウンドが収録された、僕個人にとっては貴重な一枚。ドイツは Underline レーベルからリリースされた Vivianne Project の12インチシングル盤。なんていうか、レコードの盤質から影響するサウンドへの変化とかって詳しくはわからないんだけど、このシングル盤は他に数多くリリースされている12インチ盤の盤質とは異なるタイプ質感で、触った感じはとても硬く厚みも薄い盤質なんです。なので、盤が硬いからなのか、またはそういうマスタリングからなのかはわからないんだけど、ものすごくゴツゴツとした硬い質感の音で、まさに硬派なサウンドを聴かせてくれます。そしてそれがものすごくカッコ良いのです!!


2006.2/24  

 『呑んでる時はフリースタイルなのよ』 久しぶりに良い酒の席でした。でも呑んでる時に僕の言ってる事は99%無意味。意味の無い事ばかりを言っている自覚があるような気がしマスマスマス。渋谷ユニオンで傘パクられました。

 下の2枚は、最近購入したものの中でDUBな雰囲気のサウンドが気持ち良かったレコードです、中古レコード店ではかなり安価で見つけられるものだと思います。




『Set It For Me』
Boy Robot
[City Centre Office]
(12" single) 4
tracks

 ドイツのエレクトロニカなレーベル City Centre Office から2003年にリリースされた、Boy Robot の12インチシングル盤。side.A/1やB/1などのトラックのサウンドは非常にDUBな感じの空間と雰囲気が気持ち良くて、レーベルのカラーを良い意味で裏切ってくれた一枚です。このレーベルからこういったサウンドがくるという想像もしにくかったと思うので、当時はおどろいた方も多かったかもしれないです。POLEのレーベル~scapeでやってるようなDUBの雰囲気へのアンサー的サウンドやったんかもしれません。DUBっぽくないB/2の4つ打ちなトラックもカッコイイです。


『Pan・American』
Pan American
[kranky]
(12" LP) 9
tracks

 USの音響レーベル kranky より1998年にリリースされた Pan American のファーストアルバム。もうひたすらに深〜く、深〜く、深〜いディープな音響世界が繰り広げられます。そして、演奏のどれもがDUBを思わせるサウンドなんだけど、そこにポストロックというキーワードが絡んで、オリジナルのDUBからは懸け離れつつもその臭いが強くする、DUBを見る側面を一つ増やしたPan AmericanならではのDUB世界をつくってます。漂うベースが気持ち良いです。


2006.2/21  

- スシ -
- すし処吟海屋魚國 -

 『空色絵本慰安旅行』 というワケで、ちょびっとだけ贅沢しても良いんじゃないかねと、箱根は小涌谷にある「箱根ホテル小涌園」へ2拍3日のセンチメンタルジャーニーを敢行しました。この3日間を休む為に、この3日間の休みをもらうが為に2月に入ってからほとんど休まずに働いたのです。がんばりました。疲れました。おかげで口内炎できまくりました。旅行行く前に疲労でブッ倒れたら笑えないトコロでした。

 しかし、健康状態には常日頃から自信が無いものの、見事にこの連勤地獄を乗り越えその日を迎えました。が、見放してくれたのは天気の神様...。3日間とも晴れ間を見る事ができない、なんとも言えない天気でありました。特に2日目なんかは雨です。箱根の山の中まで行って雨にさらされました。どうやら日頃の行ないはまだまだのようです。晴れたらいっぱい撮ってやろうとフィルムも買ったのに。


- 勝負中? -

 『小田原』 初日の最初の目的地は小田原です。城下町としての観光地っぷりと、大きくこの地域の情報発信地としての役割を合わせ持ちコンパクトにまとまった、なかなかナイスでファンクな町です。ここでは、一度行って3人でハマってしまった「すし処吟海屋魚國」というお寿司屋へ再び乗り込みました。ここは新鮮な魚どもをリーズナブルに提供してくれるのが良いのです。お店の入口にはユルイ魚のオブジェが張り付けてあるので、あの寿司屋の敷き居の高さを感じる事無く乗り込む事が出来ます。個人的にもお勧めしたい「地魚にぎり」を食べながらビールを痛飲しました。

 あと、変わった看板を発見。「商い中」っていう札は、まあたいてい見られる物ですが、ふと発見した小田原にあるラ−メン屋さんでは「勝負中」と表現しておられます。そうです。そうなんです。毎日が勝負なんですよ小田原では。ぱっと見ただけでも数件のラ−メン屋さんが同じ商店街にありましたからもちろん負けたら明日はありません。共存なんてあまっちょろい事は言ってられないのです。店をたたむだけなのです。また今度行った時にはぜひ生存していて頂きたいお店です。タワレコやらヴィレッジヴァンガードが入っている小田原アプリというビルの脇にある団子が旨かった。それから、どこがファンクな街だったかと言うと、その小田原アプリの中に、アニメイトの隣でヒップホップなファッションのアイテムを揃えるショップが並んでいる状況とかです。シュ−ルとも言います。


- 箱根登山電車 -
- 箱根ホテル小涌園 -

 『箱根は山だ』 初めて来たので本当にそうだと実感した。「箱根湯本」という駅から先は箱根登山電車という本格的に山を上っていく電車に乗り換えます。発進した直後から明らかにわかるものすごいトルク感と、走行中感じる角度や各所で停車しスイッチバクして進むのには、普段都内で平地や地下ばかりを走っている電車に乗り馴れているのもあって、かなり衝撃的な体験でした。電車で山をのぼるのです。

 実は自分が働いている職場の役得で安く泊まれるからというわけでのこの旅行なのですが、空色絵本にとっては旅行自体がかなりの贅沢行為。なのでいかにお金を掛けずに贅沢をするかという、一見矛盾しているところに重点が置かれているのです。

 『なぜ温泉街にミニスカートで降り立つのか』 これが今回個人的に一番不可解極まりない謎でした。て、謎というか、もうどうしてもそのシュールな光景の意味がわからなくて、温泉街のお土産屋さんが並ぶ商店街でおじいちゃんやおばあちゃんの一団と、ミニスカートをはいた人や不要な金属を垂らした人たちと交互にすれ違うのは、さすがに面白くてしょうがなかったのです。いや、面白いを通り越してサイケデリックですらありました。


- ユネッサン -
- 健康ランド? -

 『ユネッサンとは』 たぶんものすごい子供ダマしの巨大健康ランドの事です。いやほめてますよ、もちろん。その証拠に個人的にはとても楽しめたのですよ。2日目は宿泊したホテル小涌園の目の前にどーんと構えるユネッサンという、温泉水を使ったプールやらなんやらがいっぱいある健康施設に乗り込みました。どんな内容か詳しくは公式サイトを見てもらうとしても、これだけおバカなお湯もなかなか体験できるもんではないので、こちらもバカになって楽しむのです。それで何かカチッとスイッチが入ってしまえば、もう後は楽しくて仕方がなくなってきます。ほんとです。だまされてるとも言います。子供達と一緒にお湯に飛び込む滑り台で遊んだ記憶があるのですが、あんまり思い出そうとしてくれない僕の脳みそがあります。たぶんその姿がどんな絵だったかを思い出すのが辛いのでしょう。脳の段階で。

 『足湯』  3日目。お土産を買って帰ろうと、山を下りて下車したふもとの箱根湯本駅で、その駅の裏手にあった「かっぱ」のなんとかっていう旅館がやってる足湯を試してみたのです。ガケのような立地条件で構えているそこは、特に係りの人がいるというわけではく、足湯やりたい人はココへと空き缶が用意してあり、かなりほったらかしな状況でありました。そして軽く荒れた様子がかなりパンクな感じでありました。我々が行った時には当然の様に誰一人居なかったのに、ジョボジョボと垂れ流しの足湯の槽にしばらく足を入れて堪能していると、いつの間にか度胸のある20代のカップルやグループが集まってきていて、箱根湯本のちょっとした若者の流行スポットのようにも見え、なかなか妙な光景でした。足を湯に浸けるのは意外に調子良くて、足が軽くなったようなカンジになります。ちなみに200円でした。おすすめスポット!


2006.2/18  

『Extraterrestrial Life』
DJ Kensei as Torement
[Tri-Eight Recordings]
(12" single) 1
track

 気合いの片面プレス1曲入り!国内のレーベル Tri-Eight からリリースされた DJ Kensei の2000年制作というトラック。サウンドは、まず「ジャキッ」としたローファイなサウンドがものすごく硬派で印象的。そして、ゆっくりめの4つ打ちリズムに、ディレイで奥へと飛んでいくハイハットやスネアなどのサウンドが、かなりダビーであり、おっそろしくドープな世界に引きずり込んでくれます。これはハマってしまうとしばらく抜けて来られない世界です。もう、なんちゅうか精神的な部分にもかるく触れてくる感じなんであんまりうまく書けません。


『SMY Remixes #1』
Rhythm & Sound
[BURIAL MIX]
(12" single) 3
tracks

  Basic Channelの現在進行形プロジェクト RHYTHM & SOUND から、昨2005年にリリースされたアルバム『SEE MI YAH』 のリミックス盤です。タイトルに「#1」と付いているので、シリーズでリリースされるんだと思って期待してます。この盤のリミキサーは、RICARDO VILLALOBOS、VLADISLAV DELAY、TIKIMANという聴く前から期待を膨らませてくれるようなメンツなのですが、聴いてからももちろんスゴクて、元のサウンドの雰囲気がこれほど損なわれていないのに、それぞれのリミキサーのキャラクターも出てるリミックスもなかなか無いのではないかと思うような一枚です。そしてDUBな世界の一遍を十分に体感できる一枚です。


2006.2/17  

- 近所から (click↑) -

 同じ職場で一緒に仕事をしている60歳を越える年齢の方とお話をせていて頂いている中で、その方がデジカメで写真を撮られて、それをPCへ取り込んで色々と楽しんでいるというのを聞いた。なんか面白いなと思ったのは、僕が個人的にフィルムに写し込まれる空気感がデジタルより面白いなと思っている反対側で、確実にフィルムカメラを通過してきている方がデジタルを楽しんでおられるという、世代のギャップが逆転したようなコントラストを垣間見ることができた事。そういう、自分の判断で「面白い」と思う事をやっているって事が重要なんですよ。

 写真は110フィルムを使うカメラで、フィルムはフジカラーのSUPER G 100です。1月末頃の西の方角を、ちょっと柔らかい絵にする為に、レンズに透明のビニール袋を切って1枚張り付けて撮影しています。なんかフジのフィルムだと「グワ〜ン」とくる写真になります(ような気がします)。でも、フジの110は同時プリントでL判より小さな仕上がりになってしまうのでちょっと残念。写真をクリックすると大きな画像が開きます。




『HEARTH』
FEHRDINAND FEHLERS
[meteosound]
(12" single) 2
tracks

 ドイツのベルリンDUBレーベル meteosound からリリースされた、Poleのリミックス収録の FERDINAND FEHLERS の12インチシングル。柔らかく重心の低いキックとベースに、空間力バリバリのフワフワしたシンセと裏拍を刻むハイハットが乗るオリジナルトラックは、ジワジワと長い尺でエディットされているので、じっくり聴いても、DJをするときに他のサウンドと重ねて鳴らしても気持ち良く聴けます。Poleのリミックスはさらにクリックなサウンド。ベースの低音とループしてくるシンセの音との差が気持ち良いトラックです。


『COSMIC NEW / ALT』
AMERIKA RUBY
[meteosound]
(12" single) 3
tracks

 同じくレーベル meteosound からリリースされた AMERIKA RUBY のシングル。この一枚はなんか異様な雰囲気が出まくっています。収録されている中で、まず一聴した時にside.Aの「ALT」に引き付けられてしまって、これでもかというくらいにシンプルにサウンドを削ぎ落とした、バリバリにミニマルでDUBな雰囲気が出まくっている空間にハマってしまいました。さらにこれをEXCHANGEのSIMONのカッティングでやっているので、そのトラックのサウンドの存在感は強烈です。Phylyps Trak II聴いた時くらいの汗が出ました。


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